自宅と職場の往復の退屈な人生じゃなくて、ドラクエのようにわくわくする人生が送りたい。
何をするのにも気力がわかない人生を変えたい。
職場での仕事がうまくいかずストレスだらけの日常から脱出したい。
そんな方におすすめの一冊が『新版人生ドラクエ化マニュアル』です。
正直私も今仕事がとても忙しくて、ゲームのように夢中になれる人生を送れたらどんなにいいかと思い本書を手に取りました。
新版は表紙も素敵なので、ぜひお手に取ってみてください。
著者とあらすじ
▼著者
JUNZO
大学卒業後、趣味がゲームだったため、ゲーム会社、エニックスに就職。
仕事中に「人生ゲーム化理論」を着想し、自らその理論の正しさを証明すべく、会社を辞め、独立。
独立後、ゲーム目的として「電子ペット企画開発」「銀座での占いビジネス展開」「商品評価サイト企画運営」「著書出版」などを次々と設定し、全て、楽しみながら実現。これにより、人生ゲーム化理論の正しさを確信。そこで、人生をゲームのように楽しむ人を増やそうと、「人生ゲーム化理論出版」を新たなゲーム目的として設定し、実際、楽しみながら出版されたのが『人生ドラクエ化マニュアル』。1
▼あらすじ
定価5,500円のテレビゲームに、
面白さで負ける人生を送って、どうする!
本書は元エニックス社員が記した、人生をドラクエ化するための禁断の人生攻略本。
毎日の何気ない出来事が、すべて“冒険イベント”に変わってしまう
ゆえに平穏無事な人生を願う者は、
決してこの書物に手を出してはならない。2
私たちの人生をゲーム化しよう
人生をゲームだと思うととたんにできるようになることがある。
普段生きていると、変化が怖くて思い切ったことができない、新しいことを始めるのに躊躇してしまうということが多くある。
今が一番若いと分かっていてもなかなか今の道を変えることができない。
だけど、これがもしゲームだったらどうだろう。きっと思いきって転職したり、やってみたかった書店関係の仕事に就いたり、定職に就かず世界一周旅行してみたり。
頭ではできると思っていてもやらないことにチャレンジしていける気がする。
これが、人生をゲーム化することの利点である!
どうやったら人生をゲーム化できるのかに関しては『新版人生ドラクエ化マニュアル』にすべて書いてありました。
上司や同僚という愛すべき敵
人生をゲーム化するには、人生に登場してくる敵をドラクエのモンスターやパズルに見立て、その敵との闘いを楽しめばいい!
JUNZO『新版人生ドラクエ化マニュアル』サンマーク出版2026年88頁
敵がいた方がはるかにゲームは面白い。
そして現実の私たちには嫌いな上司や同僚がいる。
もちろん時と場合によるし、常に好き嫌いは変わるけれど、嫌いというのはそれだけでストレスになる。職場に行きたくもなくなる。
日々対人によるストレスの発散にいそしむ私には、ゲーム化して、嫌いな人をゲームの敵に見立てるのがかなり有効であった。
気分屋で機嫌の悪い時に話しかけるときつい言葉で返されたり、嫌味を言ったりする先輩がいる(悪い人じゃないのは分かっているんだけどね)。今までかなりの精神的ダメージを負ってきたが、先輩もそういう特徴を持った敵キャラだと思ったら、攻略のし甲斐がある。
攻略方法はいたって簡単、先輩の機嫌がいいのか悪いのか見極めて話しかけること。攻略と考えるだけで私はわくわくするのでこれでかなりのストレスが減った。
今まで感情的に嫌い、しゃべりたくない、と思って接していたのが、攻略となるととても理性的に客観視して考えることができるようになった。感情が入らなくなったことで冷静にその人を観察することもできるようになった。
そして誰しも、自分のことを嫌っている人はなんとなくわかるもの。
私の人生を面白くしてくれる愛すべき敵として先輩を認識することで、私から出ていた先輩嫌いオーラも少なくなり、関係性が改善されたような気もする。
これは気のせいかもしれないけど。
ゲームの中だとできることが、現実ではできない
ゲームの中で痛いものは本当に痛いし、気持ちのいいものは、本当に気持ちいい!さらにプレイヤーが死ねば、アナタも死ぬ、命がけのゲームだ!
JUNZO『新版人生ドラクエ化マニュアル』サンマーク出版2026年33頁
命がけのゲーム!これを始めに聞いた時まるでハンターハンターに出てくるグリードアイランドだと思った。
これもプレイヤーがゲーム内で死ぬと現実でも死ぬという恐ろしいゲームだと当時読んでいて思ったが、私たちが今プレイしている人生というゲームもまさにそうで、
グリードアイランドと一緒だと思うだけでちょっとテンションが上がったりもする。
まだ未読な方はまずハンターハンターを読んでみてください。グリードアイランド編という作中主人公たちがゲームをプレイする章が出てきます。
そもそもこの世界は仮想のものでシミュレーションなのであるという説はSF小説などに良く出てくるが、これも同じで、自分の人生が現実のものでないのなら、せめてやりたいこと好きなことに挑戦しようと思わせてくれる。
ちょっと怖いけど。
「私たちはシミュレーションのなかに暮らしているとお考えですか?」
エルヴェ・ル・テリエ『異常(アノマリー)』早川書房2024年402頁
「まったくわかりません。(中略)もしそうであれば、プログラマーにはそうするだけの口実があってほしいものですね。だってせっかく世界をつくったのに、とんでもなく醜悪なものに仕上がっていますから。」
人生というゲームの目的設定
わくわくするような目的(夢)をみずから設定し、
JUNZO『新版人生ドラクエ化マニュアル』サンマーク出版2026年209頁
「世に存在する本当のゲームルール」や「マイルール」を創造的に、
ゲームプレイに活かしながら
その目的(夢)実現を邪魔してくる敵(障害)を
攻略しがいのある「楽しいパズル」や「モンスター」と捉え、
今日の今、この瞬間の、敵達との闘いを
思いっきり楽しめば、おのずと人生はゲーム化する!
本書で最も重要とされているのが、ゲームをプレイする目的の設定である。
なんのためのゲームなのかによって敵の設定やルール(制約)が変わってくる。
自分がわくわくし挑戦したくなるような目標を設定できれば、おのずと人生がゲーム化され、わくわくしたドラクエのような世界を生きることができる。
ただ、そのワクワクする目標設定が難しい。
職場においての苦労とストレスを減らしたい私は、なんとか仕事の面でのワクワクするような目標を探したのだけれど、
出世したいわけでもなく、憧れの先輩がいるわけでもなく、ちょっと頑張っただけではボーナスがものすごく増えるなどもないため、すぐには見つけられそうもなかった。
だけど現在の給料には満足しているし、人間関係も比較的良好だから、すぐ転職とは考えていない。
だからとりあえず、目的は後回しにして、ゲーム化して敵との闘いを楽しむことにした。
コマンドを自分でつくって時には逃げて、時には戦ってそれだけでも面白い人生が送れそうな気がしたし、実際ちょっとだけ面白くなった。
少年漫画好きの私にも合っていたのだと思う。
おわりに
物事を深刻に感じる原因は、視野が狭くなり、無数にあるはずの選択肢が見えなくなることからくる。(中略)よって、深刻な問題ほど、状況を一旦ドラクエに置き換え、俯瞰してみることをオススメする。
JUNZO『新版人生ドラクエ化マニュアル』サンマーク出版2026年219頁
ゲーム化することはつまり、俯瞰してみることである。
感情が先行してしまうと見えなくなってしまうものが多くある。
私たちの人生に本来あるはずの無数の選択肢を、ゲーム化することで見つけることができる。
ぜひ本書を読んで実践してみてほしい。
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さてみなさん、誰に何と言われようとも、ご機嫌で一日を過ごしたもの勝ちです。
明日も楽しく行きましょう!
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