『世界基準の仕事術』星歩|要点・実践5選

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こってり

別に世界で働きたいと思っているわけじゃありません。

でも、世界でもどこでも通用する人材として今の会社で働きたい。

そう思う人は少なくないと思います。

今の会社を辞めたらどこにも行く当てがない、他の会社でやっていける自信がない。

そんな状態ではなく、どこでも働くことはできるけれど、あえて今の会社を選んでいるんだと胸を張って働ける自分である方が、精神衛生上もよくありませんか?

いきなり「世界基準の仕事術」と言われると日本の会社で普通に働く私たちには関係のない話のように思えてしまいますが、

ここでいう、「世界基準の仕事術」とは、単に海外で通用する働き方を指すわけではありません。

「世界基準の仕事術」とは・・・特定の国や文化に依存せず、どんな環境でも成果を出せる普遍的なビジネススキルとマインドセットのこと

つまり、あなたがどこにいても成果を出せる人、になるための本質的な仕事術のことを指します。

そのような求められる人材になることができたら

あなたは仕事を選び放題だと思いませんか?

「世界基準の仕事術」は、私たちのような普通のサラリーマンにこそ必要なスキルだと言えるでしょう。

この本を読めば、明日からの仕事で見える景色が変わります。

働き方に悩むサラリーマンのみなさま、ぜひ手に取ってみてください。

本記事では、『世界基準の仕事術』を読んで、私が思ったこと、実践していきたいこと5つをまとめています。

すでに読み終わった方の復習や、これから本書を読みたいと思っている方の参考になれば幸いです。

こんなひとにおすすめ

  • 今の職場でもっと活躍したいと感じている人
  • 世界でも通用する人材になりたい人
  • 頑張っているのに評価されない人
  • 今の働き方に違和感のある人

著者とあらすじ

▼著者                                                       神奈川県横浜市生まれ。2014年、慶應義塾大学経済学部に入学。大学在学中、文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」の給付生としてカリフォルニア大学サンタバーバラ校に1年間留学。卒業後、新卒3人枠の1人として、外資系コンサルティング会社キャップジェミニに就職。2021年、フランスに校地を置く経営大学院のINSEADに入学。MBA取得後、日本人として初めて、マッキンゼーのパリオフィスにシニアコンサルタントとして入社。2024年、フランスのパリに本部を置く国際機関、OECD(経済協力開発機構)に転職。現在に至る。本書が初の著。1

▼あらすじ                                                あなたはまだ、そのやり方を続けますか?
世界最高峰の場で活躍を広げるコンサルタント初の著。
自分の市場価値を引き上げ、トップ企業からオファーを受ける存在になるためのビジネススキルとマインドセットを初公開。2

実践①日本の職場の常識を疑え

あなたの職場には、よく考えるとおかしい習慣ありませんか?

新入社員として入社して、そのままずっと一社で働いている人はまだまだ多い。私もそうですが。

毎日を同じ場所で、同じ人と、同じ仕事をしていると、いつの間にかそれが当たり前になっていく。

それが本当に効率のいいやり方なのか普通であれば疑問に思うようなことも、ただ先輩にそう教わってきたからというだけで、それが正しいと思いこむ。だけでなく、変えてはいけないものだと思い込む。

そうして続いてきた悪しき風習はどんな会社にも存在する。

そんな日本の会社の常識は、世界から見ると非常識ということもあるのだ。

まずは、毎日の当たり前を疑うこと。あなたがおかしいと思うことは案外周りの人もそう思っている。

変えるだけの熱量がない人が大多数だと思うが、そう言う人は、何かが変わっていても案外気にせずに適応するだろうから気にしなくてもいい。

「世界基準」を知ることで、まずは今の職場が世界の標準とどのくらい異なるのか知ることができる。

実践②時間ではなく質で勝負すること

マッキンゼーで徹底されている業務効率化の本質は、(中略)最小の労力で最大の成果を出すために、何に時間とエネルギーを使い、何を手放すのかを、常に意識的に選び続けているという点です。

星歩『世界基準の仕事術』大和出版2026年105頁

日本で仕事をしている我々平凡サラリーマンが、時間効率や仕事の質を高めることを日々意識しているかというと、そうでもないだろう。

効率のいい仕事をする人が常に得をするとは限らない。のが日本の会社あるあるである。

私の会社に限らず、優秀な人は膨大な仕事の量をこなしていることが多い。

そして優秀であるがゆえにたくさんの仕事を任され、また優秀であるがゆえにその量を多少無理してでもこなしてしまう。

このループにおちいると、そのペースを維持しなくてはならず、仕事は減らないむしろ爆増し、できない人の分の仕事まで自分がやった方が早いからと請け負うことになる。

仕事ができる人、仕事を効率良くこなす人の仕事がどんどん増えていく。

これでいいのか?と私は普段から思っていたから、今まで仕事の質を高めることや効率を追い求めることに懐疑的だった。

確かにそのやり方は、上司からは評価されるだろうが、実際は負担が増えるだけで、承認欲求のために働いている人やお金のためだけに働いている人には良いが、そうではない人もいる。

それに、毎日定時で上がっている人が、本当に仕事の効率がいい人なのか、ただ仕事量が少ないだけなのか、見分けがつかないことがある。

仕事の質で評価される、最小の労力で最大の成果を出すことを常に念頭に置く。

純粋にそれで勝負できるような職場は少なくとも私の職場ではありえないので、一度でいいからそんな体験をしてみたいとも思う。

実践③やりたい仕事は自分から口にすること

日本の職場では、黙っていても誰かが最適な仕事を割り振ってくれることはほとんどありません。自分を理解し、それを言葉にできる人ほど、仕事の選択肢が増えていくのです。

星歩『世界基準の仕事術』大和出版2026年62頁

今の業務は自分に向いていない。彼/彼女がやっている仕事は私がやった方がうまくできるはず、いつかあの部署に異動にならないかな・・・

そんな風にここではないどこかで活躍している自分を思い浮かべながら働いている人は少なくないはず。

でも、待っていても誰かがあなたを適所へ配置してくれることはない、と社会人になってから今日までに感じたことである。

より成果を出し、より正当に評価されたいと思うならば、自分を分析し、自分が最も力を発揮できると思う仕事へ自分から飛び込んでいく必要がある。

職場では本当に言ったもの勝ちで、やりたい仕事は自分から言ってやらせてもらわないと、上司は自分が思っているよりも自分のことを見ていないし分かっていない。

周りからどう見られるかなんて、どう思われたとしてもみんなすぐ忘れてしまうし、新しいポジションに変わったらすぐにそれが馴染んでしまうから心配いらない。

私が営業を辞めた時も、自分では全くそうは思っていなかったし、実際働いていてしんどかったにもかかわらず「あなたは営業に向いている」と言われた。

本当に、上司はちゃんと自分のことを理解はしてくれないものだ。

であるならば、自分の口から自分が最もやりたいと思う仕事を発信していかないと、何も変わらないまま毎日が過ぎていってしまうから、注意してほしい。

実践④フィードバックは時間・場所・対象を明確に

毎年新入社員が来るたびに思う、人に注意をするって本当に難しい。

本書で語られるマッキンゼー流のフィードバック方法はとても理に適っている。

あくまで「行動」だけに焦点を絞って相手にフィードバックをする。

つまり、相手が人格を否定された受け取ることがないように、時間・場所・対象を明確にしたうえで具体的に指摘をすることである。

私の部署では新人が全く育たない。なぜなら誰も注意しないからである。

また注意したとしても曖昧で全く本人に伝わらないような言い方をするものだから、新人はミスを繰り返す。

そうして居場所を失った新人は仕事に対する熱意を失っていくわけだが、

ずるいわれわれ先輩社員は、いつも「自分に対してはいいけど他の先輩に同じことすると怒られるよ」と思っているから、基本注意しない。

人に注意するのはこちらも労力をかなり消費する。

私が新人の時は先輩に厳しく注意してもらったのに、自分が先輩になったら注意しないなんて最低だと思いつつ、傍観を決め込んでいる毎日です。

少しはマッキンゼー流のフィードバックを取り入れてみようと思いました。

実践⑤日本人よ、休め

フランスは、ヨーロッパの中でも特に労働時間が短い国として知られています。年間の有給休暇はおよそ30日。(中略)法律で定められている労働時間は週35時間、つまり1日7時間労働。昼休みは2時間取る、(後略)

星歩『世界基準の仕事術』大和出版2026年176頁

コロナ禍を経て日本でもリモートワークがかなり普及するなど、働き方の幅は大きく広がったように思います。

働く場所も時間も、職種も自由に選べる時代となった代わりに、私たちは「どう働くか」ではなく、「なぜ働くのか」を問われるようになる。

この「なぜ働くのか」という目的をはっきりさせておかないと、今のつらい仕事をずっと続けることになりかねない。

私は以前、ただ今と老後を生きるお金を作ることを目的に働いていると考えていたにもかかわらず、ハードワークと引き換えに、必要以上のお金を稼いでいることに気づいた。

自分の目的に照らし合わせると、そんなつらい思いをしてまで欲しいお金など存在しないことに気づいたのだ。

日本人は皆働きすぎだと思う。

フランス人の話はよく引き合いに出されるので、それはそれで極端な話だと思うけれど、同じ地球で働く人の中に一年間で有休を30日も取る人がいるということ。

少なくとも私はかつて年間で5日取れればよい方だった。(病欠を含む)

私はしばらく省エネで働こうと思っている。

お金はあるからそれでクビになったとしても困らない。

そう思っているだけで休むときも気兼ねなく休めるようになった。

私たちはもう少し仕事を休んで他のことに時間を使ってもいいんじゃないかと思っている。

おわりに

本書のような世界での働き方のスタンダードを学ぶと、次の日の仕事はすごくやる気が出るんだけど、数日たって、結局ここは日本だからどうしようもないと思うことがある。

フランス人が休みをたくさん取れるのは、フランス人の多くがそう働いているからであり、日本人がフランスのその会社で働くようになったら、休みを同じように取れるのではないだろうか。

では、みんなが揃って休みを取らない日本ではそのようなことに代表される「世界基準の働き方」は不可能かというとそうではない。

みんなの職場にも一人はいるだろう。自分なりの働き方で自由に働くやつが。

彼・彼女らは時に周りに迷惑をかけることをいとわない。

わが道をゆくというのは、人に嫌われることもある。

しかし、それでも自分のいいように働く彼・彼女は人生にとって何が最も大事であるのかを知っていて自分の軸をしっかり持っている場合が多い。

そうなればすべてがうまくいく、というわけではないだろうが、そういう働き方の一つが「世界基準の仕事術」であり、

やろうと思ったらできるということを知っておくだけでも価値があることである。

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