『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』|要点・実践5選

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お金

忙しすぎて文字通りZEROで燃え尽きようとしている先輩へ

私の職場にいる先輩は月から土まで毎日忙しそうに働いている。

ある程度は人に仕事を割り振っているけれど、とてもやさしい性格の彼は、自分のせいで誰かが代わりに忙しくなってしまうことや、自分の不手際で誰かに迷惑をかけることを嫌う。

だから多少無理をしてでも自分で仕事をこなそうとする。

彼は実際とても優秀で、細かいところにも目が届く、後輩の面倒見もいいし、上司からも頼りにされている。

そして彼はまた、あまりお金を使わずに資産運用に回している。

どのくらい資産がたまっているのかは分からないが、旅行や洋服、外食などの贅沢にお金を使っているイメージが全くわかないほどである。

彼にとって何が楽しみであるのかは、本当のところは彼にしか分からないであろうが、『DIE WITH ZERO』は彼のような働きすぎるサラリーマンのためにある本だと思う。

いつ、何にお金を使うのか。今しかできないことはなにか。

今、何を我慢すべきで、それはいつまで続けるのか。

なんとなく生きているだけでは見えてこない世界がそこにはある。

人生は永遠には続かない。

だからこそ今、まずは『DIE WITH ZERO』を読んでおこう。

著者とあらすじ

▼著者                                                       ビル・パーキンス
1969年、アメリカテキサス州ヒューストン生まれ。アメリカ領ヴァージン諸島を拠点とするコンサルティング会社BrisaMaxホールディングスCEO。アイオワ大学を卒業後、ウォールストリートで働いたのち、エネルギー分野のトレーダーとして成功を収める。現在は、1億2000万ドル超の資産を抱えるヘッジファンドのマネージャーでありながら、ハリウッド映画プロデューサー、ポーカープレーヤーなど、さまざまな分野に活躍の場を広げている。本書が初めての著書となる。1

▼訳者                                                     児島修(こじま・おさむ)
英日翻訳者。訳書に『脳にいい食事大全 ── 1分でアタマがよくなる食事の全技術』『天才の閃きを科学的に起こす 超、思考法 ── コロンビア大学ビジネススクール最重要講義』『自分を変える1つの習慣』『一人になりたい男、話を聞いてほしい女』(以上、ダイヤモンド社)、『やってのける』『自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義』(以上、大和書房)などがある。2

▼あらすじ                                                         全米注目のミリオネアが教える、究極のカネ・人生戦略。「今しかできないことに投資する」「タイムバケットにやりたいことを詰め込む」「若いときにはガレージから飛び降りる」……など、人生を豊かにするために、私たちが心に刻むべき9つのルールを紹介。若ければ若いほど、人生の景色をガラリと変えられる一冊。3

9つのルール

『DIE WITH ZERO』に書かれる9のルール

  1. 「今しかできないこと」に投資する
  2. 一刻も早く経験に金を使う
  3. ゼロで死ぬ
  4. 人生最後の日を意識する
  5. 子供には死ぬ「前」に与える
  6. 年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
  7. やりたことの「賞味期限」を意識する
  8. 45~60歳には資産を取り崩し始める
  9. 大胆にリスクを取る

『DIE WITH ZERO』では9つのルールが説かれている。

全ての項目で賛同する必要はありません。

特にこの本は30代以上の世代に刺さる本であると感じました。

しかし、若い世代も読んでおいて損はありません。

年を重ねてからこの本を読んで、早く読めばよかったなんて後悔する必要はないからです。

それでは、私が実際に読んでなるほど!と思い、実践していきたいと思った内容をまとめていきます。

実践①1mmも無駄に働きたくない

莫大な時間を費やして働いても、稼いだ金をすべて使わずに死んでしまえば、人生の貴重な時間を無駄に働いて過ごしたことになる。その時間を取り戻すすべはない。

ビル・パーキンス『DIE WITH ZERO』ダイヤモンド社2020年70頁

あなたは使わない金を稼ぐために、人生の時間を無駄にして働いている可能性がある。

例えばあなたが死ぬときに1000万円が銀行に残っていたとしよう。

あなたはそのお金でできたはずの経験をしなかった、無駄にしただけでなく、そのお金を稼ぐために費やした時間や労力をも無駄にしたということになる。

つまり、ゼロで死ぬ(お金を使い切った状態で死ぬ)ことは効率の極みであると筆者は述べる。

今私たちがつらい思いをして働くのは、そのお金が必要だからである。

欲しいものを買ったり、大切な人に会いに行ったり、誰かと旅行したり、人生を楽しいものにするために必死で働いているはず。

だけど、確かに死ぬ間際に大金が残っていた場合、必死に働いた私たちの時間は、使われなかったお金に変わっただけである。

これでは何のために働いているか分からない。

実践②やりたいことは今しか楽しめない

リタイア直後は老後の楽しみにしていた経験をしたくてうずうずしている。それを行動に移す気力も体力もある。その後、一般的には70代になると、人生でやり残したことも徐々に減り、体力も衰えるため、行動は穏やかになっていく。そして80年代以降は、どれだけ金に余裕があっても、積極的に行動しようとしなくなる。

ビル・パーキンス『DIE WITH ZERO』ダイヤモンド社2020年86頁

本書のメッセージは「ゼロで死ね」である。

つまり、今しかできない経験にお金を投下し、人生を豊かにしよう、ということである。

私たちが普段、老後のためにお金を貯めるのはなぜだろうか。若いころに家庭を顧みずがむしゃらに働くのはなぜだろうか。

考えているようで、何も考えずにお金を貯めたり働いたりしていないか。

あなたが老後に使おうと貯金しているそのお金は、具体的にいつどのような状態に陥った時に使おうと考えているのか。

介護が必要になった時の費用というのなら、あなたは実際介護が必要になった場合にどんなことに費用がいくら発生するのか調べたことはあるだろうか。

老後の楽しみのために、お金を貯めても、その老後は実際何年ほどあるのか。

そして、自分が健康で、気力も残っているのはいつまでだろうか。

私はまだ20代で若いつもりだったけど、年々遠い場所に旅行へ行くというのがおっくうになってきた気がする。

中学・高校の時にハマって毎日のように読んでいた漫画を最近は読まなくなった。

などなど確実に年齢による変化?が訪れているのを感じる。

だから自分が60歳、70歳になった時に、今やりたいと思っていることができるかどうか、楽しめる保証などなにもない。

だからやりたいと思ったことは今やっておいた方がいい。

実践③死んでからお金を渡すのが本当に最善か?

これらをすべて鑑みて私の結論は、「親が財産を分け与えるのは、子どもが26~35歳のときが最善」というものだ。

ビル・パーキンス『DIE WITH ZERO』ダイヤモンド社2020年126頁

財産から最大の価値を引き出せる年齢の時に、子ども遺産を渡すべきとする筆者の考えは、実際にそうできる人は多くないかもしれないが、とても説得力があるし理解できる。

私はこれを受け取る子ども側で読んだ時、一瞬、確かに今欲しい!と思ったがすぐに考え直した。

私はこれからも親のお金はあてにしないで生きていこうと思う。

自分の収入と支出、どのくらいお金を使うのか、はたまた貯めるのか、

これから自分が生きていくために必要なお金を残しつつ、豊かで幸せな人生にしていくためにどうすればいいかをちゃんと自分で考えたいと思うから。

でも、もし先にお金をもらえるならばほしい。

もらえるものはもらっておく。

そしてたぶん、一気にオルカンへぶっこむ。

実践④人は必ず死ぬ

私たちは、死から目を背けることで人生を最適化できていない。人々は死の話題を避け、それが決して来ないかのように振る舞う。自分がいつか死ぬという事実から目をそらさずに人生を計画している人は少ない。私たちはその日を、遠い将来に起こるミステリアスな何かとしかとらえられていない。

ビル・パーキンス『DIE WITH ZERO』ダイヤモンド社2020年107頁

自分が死ぬ日(推定)までのカウントダウンをしてくれるアプリがあるらしい。

少し怖いけれど、人はうっかりすると自分は永遠に死なないかのような行動をとってしまう。

だから終わりが来ることを常に意識しておく。

そうすると日々の生活は大きく変わるだろうなあと思う。

同じ今日は二度とこない。同じ桜が来年も見られるとは限らない。

今の職場の同僚と働けるのは今年で最後かもしれない。

永遠は存在しないのだから、同じ環境がすっと続くと考える方が非現実的である。

今やらなければ、二度とできなくなったり会えなくなったりするかもしれないのに、なぜ先送りにするのか、こう考えると自分でもなぜ先送りにするのか分からなくなってくる。

「ゼロで死ぬ」どんどん外堀を埋められていく。

実践⑤リスクを取らないリスク

大胆な行動をするための3つのポイント

1.リスクを取るならば人生の速いタイミングの方が良い。
  若いころの方が失敗のダメージは少なく、成功して得られるメリットは大きくなる。

2.行動をとらないことへのリスクを過小評価すべきではない。
  大胆な行動をとらず同じ場所に留まることは、一見安全なように思えるが、それによっ
  て何かを失っている可能性にも目を向けるべきである。

3.「リスクの大きさ」と「不安」は区別すべきである。
  人は不安に襲われていると、実際のリスクを過度に大きく見なしてしまう。4

投資の勉強をしていたときに、「リスクを取らないリスク」を知った。

私は投資を始めるまで、現金で貯金しておくことはほどんど安全で、投資はリスクを取ることだと思っていた。

しかし、資産のすべてを現金で置いておくということは、日本円に全額投資をしているという意味なのだと知った。インフレの進む日本では特にリスク・・・

今ではすべてを日本円で銀行に置いておく方が怖くなったが、人生においても何がリスクなのかちゃんと考えておかねばならない。

例えば、仕事がつらいと感じた時に転職をせず今の会社に居続けることは、一見収入も安定してリスクがないように思えるが本当にそうだろうか。

つらい仕事を続けることで、体調を崩したり、気力がなくなったり、大切な人と過ごす時間が過ごせなかったり、仕事に意欲がなくなることで昇給の可能性が少なくなったり、そのままでいることはリスクだらけではないだろうか?

私は営業の仕事から別の職種へ変えてもらってから思った。

これが「適正なリスクをとる」ということではないか、と。

リスクを取ることは簡単ではない。不安だし、うまくいかなかったら現状よりも悪化することだってある。

どうなるか分からないことがリスクなのだから。

だけど、リスクを取らないこともリスクであるのならば前に進むしかない。

「適正なリスク」を取り続けることこそが、リスクを回避する唯一の方法である、ということは心にとめておきたい。

まとめ

言わずと知れた名著だからか、YouTubeや他の書籍などで紹介されていることが多く、結構知っている内容が多かったように思います。

それはおそらくこの本がかなりたくさんの人に影響を与えてきたからだと思いますが、日本で発行されたのは2020年とそこまで昔でもありません。

実際に「ゼロで死ぬ」ことは私にとってはものすごく難しいことのように思えます。

今の私にとって一番難しいのが、お金を使うことだからです。

お金を貯めたり、投資に回したりはできる人が多いと思います。しかし、お金上手に使うことができている人は案外少ないのではないでしょうか。

私はもともと出不精なので、外出したり旅行したりしなくとも楽しく生きていけると思ってきました。

それが好みなのか、単にお金を使いたくないから外へ出ないのか、最近は分からなくなってきています。

最初に書いた私の先輩も、働きづめの毎日が日常になってしまっているので、

お金の使い方、今しかできないことに時間とお金を使うことができなくなってしまっているように思えます。

経験するためにお金と時間を使うこと、この本にもらったメッセージをもう少しよく考えてみようと思います。

↓本日ご紹介した本

  1. DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール | 書籍 | ダイヤモンド社 ↩︎
  2. DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール | 書籍 | ダイヤモンド社 ↩︎
  3. DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール | 書籍 | ダイヤモンド社 ↩︎
  4. ビル・パーキンス『DIE WITH ZERO』ダイヤモンド社2020年258頁 ↩︎

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