最近、Netflixにハマっている。
理由は単純でオリジナル作品が本当に面白いから!これだけだ。
Netflix独占で公開された『超かぐや姫』も早速評判になっているが、これも本当に面白かった。というかこれ映画公開でなくてNetflix配信なんだな~と思う。時代は変わった。
『超かぐや姫』は、勉強やバイトに忙殺される毎日を送っていた主人公彩葉が、かぐや姫のように電柱から現れたかぐやと共にバーチャル空間でライバー活動に打ち込んでいく、という話である。
この作品の魅力は、劇中で流れる音楽やキャラクタービジュアル、ストーリ―など様々であるが、やはり一番は、主人公彩葉とかぐやの関係性だ。
ストーリを追うにつれ変化していく二人の思い、お金では買えないような関係になっていく。
彩葉はかぐやを失ってから、自分が本当に欲しかったものがお金ではなかったことに気づく。
私は幸せのほとんどはお金で買えると思っている。
しかし、お金で買えないものが確実にあることをこの物語を通して再認識した。
今日はそのことについて綴っていきたい。
作品紹介
▼『超かぐや姫』 今より少しだけ先の未来。都内の進学校に通う17歳の女子高生・酒寄彩葉は、バイトと学業の両立に励む超絶多忙な日々を送っていた。日々の癒やしは、インターネット上の仮想空間<ツクヨミ>の管理人兼大人気ライバー(配信者)・月見ヤチヨの配信を見ること。自分の分身を作り誰もが自由に創作活動を行う<ツクヨミ>で、彩葉はヤチヨの推し活をしつつ、バトルゲームで細々とお小遣い稼ぎをしていた。そんなある日の帰り道、彩葉は七色に光り輝くゲーミング電柱を見つける。中から出てきたのは、なんとも可愛らしい赤ちゃん。放っておけず連れ帰ると、赤ちゃんはみるみるうちに大きくなり、彩葉と同い年ぐらいの女の子に。
「あなた、もしやかぐや姫なの?」
大きくなったかぐや姫はわがまま放題。かぐやのお願い(わがまま)で彩葉は、ツクヨミでのライバー活動を手伝うことに。彩葉がプロデューサーとして音楽を作り、かぐやがライバーとして歌うことで、二人は少しずつ打ち解けていく。かぐやを月へと連れ戻す不吉な影が、すぐそこまで迫っているとも知らずに——1
予告映像https://youtu.be/Wt5-poZkW3Q
現実とやりたいこと
『超かぐや姫』を見ながら序盤の方は少し物足りなさを感じてしまった。
私たちはやりたいこと、つまり音楽に打ち込む彩葉を見たかったのかもしれない。
だから、やりたいことなのだと分かっていても現実を見てなかなか踏み出そうとしない彩葉にやきもきしてしまう。
現実とやりたいことの選択肢が目の前にあったとき、迷わずにやりたいことを選ぶことのできる主人公というのはとても魅力的だ。
彩葉にとってかぐやはそういう人物であった。
彼女たちがやりたいこと、それは音楽であった。
だから、私はなかなか音楽を選ばない彩葉に、もどかしさを覚えたし、
最終的にかぐやの実体を開発するための進路を選ぶことになったときもNetflixの他のドラマでよくみられるような「アツさ」を感じなかったのは確かである。
しかしそこにはお金にはとても代えられないような友情・愛情があり、その偉大さにはどうしても感動してしまうのである。
お金を手に入れた先にあるもの
お金では買えないものが確かにある。
私はお金があればほとんどの幸せは手に入ると思っている。
しかし、そんな万能なお金にも限界があって、大切な友人や家族、恋人などはお金で変えないものの代表である。
というよりも、友情、愛情という感情がお金で買えないという方が正しいのかもしれない(レンタル彼女など恋人という存在自体をお金で得ることは可能、ただし感情は別であるということ)。
実際『超かぐや姫』の中でも、序盤のシーンで流れ星に「お金が欲しい」とお願いをしていた主人公彩葉であったが、
一緒に暮らしてきてヤチヨとのライブという夢まで叶えた、かぐやとの別れの後、
(おそらく膨大と思われる、引っ越しもしていたし)たくさんのお金を手にしても、全く嬉しそうではなかった。
それはつまり、お金がいくらあったとしてもかぐやはもう戻ってこないということに対する絶望であり、
かつてあれほど万能思えたお金の限界を見たというシーンであった。
お金で欲しいものをすべて手に入れた時、訪れるのは満足感でなくてはいけないはずなのに
世の中のフィクションではしばしばこういった、お金を手に入れた先の絶望が描かれる。
それはなぜなのだろうか。
お金は本当に必要なのか
「私は、どうでもいい仕事をするのに人生を費やして、それを埋め合わせるために、これまたどうでもいいモノを買っていたのよ」
ジョン・ストレルキー『やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』ダイヤモンド社2025年11月133頁
ジョン・ストレルキー『やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』では、心を満たせば、今欲しいものも、実は本当に欲しいものではないと気づくことができると説く。
あなたが欲しいと思っているものが、実は世の中にあふれる広告のせいだったり、ストレスに起因するものだったりする。
これは実体験から理解できる人も多いのではないか。
だから、お金ですべてを手に入れたと思っても、その実本当に欲しいものが見えていなかっただけであった、ということが起こり得る。
つまり、お金よりも大切なものがあったのに、それに目を向けてこなかったということである。
『超かぐや姫』におけるかぐやはお金以上の存在だった。
この映画では、そんな寂しさが描かれており、
その時かぐやの大切さに気付いた彩葉の行動を応援しないわけにはいかなかった。とってもいい作品だった。
お金はあくまで手段であるということ
お金はあくまで手段であって目標であってはならない、と思う。
〇〇万円、〇億円を貯めたら安泰、という言葉を信じ、お金を貯め続けることは、自分の老後の生活には役に立つかもしれない。
だけど、幸せな人生を歩むための方法としては間違っているのではないだろうか。
究極、幸せであればお金は必要ないのかもしれない。
使う機会のもないのにあなたがブランド物のバッグを買うのはなぜだろうか。
唇は1つしかないのに大量のリップを買うのはなぜだろうか。
自分自身が満たされていないと人はストレスの発散のために満たされるためにモノを買う。
自発的に消費してお金を有効に使っているように思えるかもしれない。
しかし、しんどい人生に私たちが買わされているモノが多くあるのではないかと思わずにはいられない。
彩葉はきっと、今後お金がほとんどない生活を強いられるとしても、かぐやが戻ってくることを望むはずである。
それはつまり愛情・友情というものが時にどんな金額のお金よりも価値があるもので、幸せをもたらすものだということである。
お金は手段である。
これを忘れないようにいたい。
私たちはお金で幸せを買うのである。
それは例えば、安定という幸せを買うことでもいい。
貯金をすることであなたの生活が安定し、今働けなくなってもしばらくは生きていけるだけの蓄えがあることは、それだけであなたの人生を豊かなものにしてくれるかもしれない。
最低限覚えておかなければならないことは、どんな方法であれお金は使わなければ幸せを得ることはできないということである。
何のためにお金を稼ぐのか、どういう使い方をすれば幸せになれるのか。
お金が欲しいと思ったら一度考えておきたい。
▼あらすじ ★発売3ヶ月、あっというまに11万部を突破!
★アメリカ・ヨーロッパで大ベストセラー、全世界500万部突破。
★9年連続で年間ベストセラー入り。19秒に1冊のペースで売れている話題書。
★日本語版では、鹿田昌美氏の新たな翻訳と髙橋あゆみ氏のイラストで蘇るーー。
手渡されたメニューには、“人生を変える3つの質問”が書かれていたーー。
読めば必ず「やりたいこと」が見つかる、不思議なカフェの物語。
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