みなさんお疲れ様です。
今日は『2028年街から書店が消える日』という本を紹介します。
2024年刊行の本だけど、最寄りの本屋では平積みしてあって、
なかなか強烈なタイトルというか
書店がなくなるわけないよ~と思いつつ
出版業界がここ最近ずっと雨模様なのを知ってたから
ちょっとマジでやばいのかもと思ったのと
もし私が将来書店を開業する日がくるのだとしたら(ほとんど妄想の段階)
読んでおいて損はないと思ったから手に取ってみました。
出版界のことはあまりよく分からないけれど、
本屋さんに行きたくなる!そんな本でした。
著者とあらすじ
▼著者 中小企業診断士/元気ファクトリー代表取締役。出版取次の株式会社トーハンの営業部長、情報システム部長、執行役員九州支社長などを経て、経営不振に陥っていた愛媛県松山市の明屋(はるや)書店に出向し代表取締役就任。それまで5期連続で赤字だった同書店を独自の手法で従業員のモチベーションを大幅に向上させ、正社員を一人もリストラせずに2年半後には業績をV字回復させる。著作に『崖っぷち社員たちの逆襲』(WAVE出版)、『会社を潰すな!』(PHP文庫)がある。
▼あらすじ この本を手に取ってくださって、ありがとうございます。あなたは、きっと本が大好きな方か出版界の関係者なのでしょうね。そんなあなたは、日本から街の本屋が消える日が想像できますか?
なぜ今、街から本屋が消えていっているのだと思われますか? この問いに対して著者の私が「本屋を殺す犯人を突き止める」訳ではありません。「出版社に原因がある」「本屋に責任がある」「取次が悪い」「読者の活字離れ」、それぞれ少しずつ当たっていても一面的です。本屋が消えつつある理由は、そんなに単純なものではないのでしょう。 この答えを出すために日本初の試みとして出版界のプロフェッショナル達が実名(一部匿名)で、それぞれの立場で本屋について熱く本音を語ってくれました。読者のあなたと一緒に出版界の現状を俯瞰(ふかん)しながら、問いの答えに近づいてゆこうと思っています。
この本を読み終える頃には、本屋が消え続ける理由も分かり、一方では本屋の明るい未来への希望も感じ取ることができるでしょう。
ようこそ、出版流通という名のラビリンス(迷宮)へ!
憧れの書店員さんたちのはずが
書店現場は「本の売る場所から本を置く場所」になってしまい、書店で働く者は誇りや自信までも失いかけている。
小島俊一『2028年街から書店が消える日』2024年プレジデント社136頁
大学生の時、時間がたくさんあったから自転車で書店巡りをしていた。
本屋さんにはそれぞれ特徴があって、例えば同じ蔦屋書店であっても品ぞろえが違ったり
書店員さんの工夫が見られる本屋さんでは
読みたい本とたくさん出会うことができた。
私が思う「良い本屋」とは
読みたい本に出会うことができる本屋だ。
今自分が興味のあること、悩んでいること、知りたいこと、
「良い本屋」で出会えるのはそんな自分の思いの一歩先にある書籍である。
そんな素敵な本屋は、書店員が本を置いているだけでは生まれない。
「良い本屋」では、本の並べ方で書店員さんの熱意がよく伝わってくる(と勝手に思っている)
私は本書を読んで、妙に納得する部分があった。
本屋さんによるけど書店員さんがあまり楽しそうに働いていない本屋さんは多い気がする。
自分の好きなものを好きなように並べ、たくさんの人に読んでもらおうとすることができない、裁量の少ない仕事をしているからなのかな~と感じた。
私はミーハーでもあるから流行りの本はもちろん読みたいけど
本に精通している書店員さんのおすすめの本も読んでみたい。
書店員さんが生き生きと働いている本屋で本を買いたい。
そういう本屋の方が伸びてきていると本書にもあるが、
そりゃそうだろうよ、と思った。
書店は本だけでは成り立たないビジネス
現在の日本では残念ながら、
書籍の販売だけでは企業として売り上げが見込めないのだそう。
最近の本屋さんは雑貨が売っていたり、カフェが併設していたりするのが当たり前なような気もする。
その方がなんかおしゃれだし、友達と買い物したついでに寄ったりすると楽しいけど
なんかあんまり読みたい本が見つからないんだよなあと思ったりもする。
あと、目当ての本がある時にこういう本屋に行っても全く見つからない笑
検索機で検索してもなぜかたどりつけない笑
でも確かに、変わった本がたくさん置いてあるから出会いという意味ではいいのかもしれない。
私はどちらかというとシンプルな本屋の方が好きで(雑貨と本がまぜまぜになっていない感じ)
いや、やっぱりどっちも好きだからどっちも残ってほしい。
紙の本を店頭で見る機会を奪わないでほしいと本当に思う。
書店よ消えないでくれ~
本屋さんはなくならない(たぶん)
出版業界で働いたことはないので、この本に書かれる取次や返品のシステムの話は正直あまりよく理解ができなかったけど
噂通り出版業は厳しくて
書店も本を売るだけでは商売として成り立たなくて
それでも、全国にはそんな出版業界を変えようと新しい挑戦をしている本屋さんがあって・・・
どんな業界でも、ずっと同じビジネスモデルが通用するわけじゃない。
どんどん変わっていく世の中に合わせて自分も変えていかないといけない。
逆に旧態依然の本屋が消えていく代わりに
新しい取り組みをする意欲的な本屋が増えていくのならば
それはそれで面白いことのように思うし
新しい本屋とはどんな本屋か考えるのもこれまた楽しいかもしれない
ですね



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