仕事をやめたい、そう思いながら働いている人は多いと思います。
そんな時にまずやるべきこと、それは、考える時間と余裕を取り戻すことです。
本を読むという行為も、余裕を取り戻すために役に立つでしょう。
この記事では、私の経験と、最近読んだまひろさんの『ぼくは今日も定時で帰る』という本から、仕事をやめたいあなたがするべきことを伝えていきたいと思います。
忙しくて何もできない日々と訣別しよう
ちょうど半年ほど前、本気で仕事やめようと思って転職活動をはじめました。
正直なところ、仕事はずっとしんどくてやめたいと思っていたんですが、そう思いながらも仕事を続けていました。
もちろんしんどいことばかりじゃなくて、仕事がうまくいって上司にほめられたこともあったし、同僚と仲良くなっていろいろおしゃべりするようになったり、楽しいこともたくさんありました。
それでも、毎月の目標のことを考えると憂鬱になったり、理不尽なクレームにあたったり、休みの日も仕事のことを考えてしまったりと、しんどいことが楽しいことをすべて飲み込んでしまって、何も考えられなくなる日も多かったように思います。
もう無理だ、仕事をやめたい、そう思いながらもなかなか行動に移せなかったのは、私も『死んだら永遠に休めます』という本に出てくる青瀬のような状態にあったからかもしれません。
人はブラックな環境に慣れてしまう
自分では異常に気づけないのだ
まひろ『ぼくは今日も定時で帰る』ダイヤモンド社2025年41頁
毎日残業して土曜も働いて、やっと日曜日に休めたとしても一日寝ているだけで終わってしまう。
そんな日常を送っていたら、仕事をやめたくても、どうすればいいのか考える時間さえ取ることができません。
自分の心が悲鳴をあげていても気づくことさえできない。
いや、実際は気づいているのに気づかないふりをしていただけかもしれません。
だから、もしあなたが仕事をやめたいと思った時、
まずは素直にその声に耳を傾けること。
そして、そのための時間を持つこと。
忙しい日々の中で自分と向き合う時間を確保するのは難しいと思いますが、心に余裕を持つにはやはりまとまった時間が必要です。
今の自分を変えたいと思うのならば、やはりまずは考える時間を持つことが大事であると私は思います。
選択することの痛みと戦う
選択することは痛みをともなう
どちらを選んでも痛いならば
自分の気持ちに素直になろう
まひろ『ぼくは今日も定時で帰る』ダイヤモンド社2025年192頁
私の場合、仕事はしんどくても、職場の人間関係がよかったからギリギリ精神状態を保てていたのだと思います。
だから、今の仕事はやめたかったけど、この人間関係を手放したくない、そう思って一歩を踏み出せずにいました。
仕事を辞めるという決断をすることは、私にとってこの居心地のいい人間関係を捨てることと同義で、それはとてもつらいことでした。
いい人達に囲まれて仕事をしているのに、なぜ私はうまく働けないのだろう、そう思って余計に苦しく感じることもありました。
何かを変えるには何かを捨てなければならない。
現状を維持するのは簡単だけど、このままだと仕事がしんどいことも変わらない。
何かを変えようと思ったら何かを捨てる痛みを覚悟しなければならない。『ぼくは今日も定時で帰る』でまひろさんが言っていることは本当にその通りだと思います。
そして、自分の気持ちに素直に従うこと。
それが後悔のない選択をし続けるために欠かせないことだと思います。
社会人になって仕事をし始めて、こんなに大変なことを先輩や上司はずっと続けてきたのかと信じられない思いでした。
だけど、みんなそれぞれ苦しみながら、自分なりの働き方を見つけてきたのだと思う。
自分がしんどくならないようにするためには、環境を変えるなどして、自分に合った働き方を探す努力をしていかなければならないと思った。
ずっと同じままじゃいけません。
もしあなたが理想の職場で働きたいと思うならば、また会社に頼らずに生きていきたいと思うならば、現状を変えていかなければならない。そう思います。
今は、痛みを恐れずに私も頑張っていきたいと、そう思っています。
『ぼくは今日も定時で帰る。』
最後に、引用で取り上げたまひろさんの『ぼくは今日も定時で帰る』という本をご紹介します。
働いていると経験する辛いこと楽しいこと、そんな職場での出来事や人間関係がつづられている本です。
中には心当たりがあるような苦い経験があったりして、読んでいて苦しくなることもありますが、社会人経験の浅い自分には、部下の視点だけじゃなく上司の視点もたくさんあってとっても勉強になりました。
働くのってとっても大変だけどつらいことだけでもない。
うまく働くことはできる、そんなノウハウもたくさんつまった素敵な本でした。
ぜひ手に取ってみてください。
▼あらすじ 自分が頑張らなきゃダメだと思い込んでいませんか?定時で帰って初めて気づいた。夕焼けってこんなに綺麗だったんだ。Xで1000万人が共感。平凡な会社員の「心ゆさぶる」言葉
▼著者 まひろ 1兆円企業で30代まで社畜生活をしていたが、40代で転職。月の残業時間が80時間から2時間に。2023年3月よりXを始め、2023年末に「半年後にフォロワーを1万人に増やす」と宣言。2024年4月までフォロワーは約2000人だったが、サラリーマンの日常をつづる「ストーリー投稿」を始めると連日のようにバズる。半年で約90本のショートストーリーを配信したところ、そのうち約半分の記事が100万以上のインプレッションを獲得した。フォロワーは2万5000人に達し、現在も急増中。読むと定時で帰りたくなる、こころ揺さぶるストーリーで日本の残業問題をぶった斬る。今も現役の会社員として発信中。




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