みなさんこんにちは~
本屋になりたい女ひのとみこです。
本屋になりたいくらいだから、本は好き。でも今は仕事が忙しくて普通に読む時間がありません。
でも本屋へ行くと本を買ってしまう。
どんどん積んどく本が増えていく~
社会人になってから本を読まなくなった人!
はたまた本を楽しめなくなった人
そんな方に必読の書です。
ネタバレに触れていますのでご注意ください✨
時間はあるのにスマホばっかりで本は読まない、というか読めない
社会人になって仕事を始めてから、まず忙しくて本を読む時間がなくなった。
特に新入社員の頃は、覚えることが多くて残業が続いたから、本以外の趣味の時間も減った。
そして2~3年目くらいになって仕事自体には余裕が出てきたけど、今度は営業としての目標を意識し始めたことで、仕事のストレス量が増えた。
そうするとさらに本が読めなくなった。
休日出勤で土曜日がつぶれると唯一の休みである日曜日に本を読もうとはならなかった。
もっとも時間があっても基本スマホでYouTubeをみるかネットショッピングをするかで時間が失われていった。
たぶん、本が読めないのは時間がないからじゃない
心に余裕がないからだ…
うすうす気づいていたことをこの本が言語化してくれています。
私たちは疲れている時に、本のようなノイズの混ざったメディアを読もうとはしない。
今!必要な情報がほしいのに、その情報がちゃんと書かれているのかもわからない、書かれていたとしても余計なこともいろいろ書かれている本をじっくり読んで大事なところを自分で抽出して、要約して…のような作業はとてもできない、めんどくさい。
心に余裕がないまま、時間ばかりが経っていく
一年二年、このまま繰り返し仕事の人生を歩んでいくのかな…
営業をしていた時はそんな風に考えていたけど、それ以外の選択肢もある!と
今はそう思います。
働きながら、本を読もう!新しいことを始めてみよう!
働きながら本を読める社会。
それは、半身社会を生きることに、ほかならない。
三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』集英社新書2024年264頁
働きながら本を読む。
あなたにとっての本は、スポーツをすることかもしれないし、映画を見ることかもしれない。
旅行へ行きたいかもしれないし、誰かとランチへ行くことかもしれない。
つまり、余裕をもつこと。
時間にというよりは心に余裕をもつこと
私は営業として自分なりに精一杯働いた。
それ自体を後悔しているわけではないけど、仕事以外の楽しいことをかなり犠牲にしていたように思う。
社会人になってせっかくお金があるのに、使う時間がない。
もっともっと楽しいことができたはずなのに仕事を中心に人生が回り始めてしまっていた。
それはすごく嫌だなと思った。
自分の人生を楽しく過ごすために、仕事へ全力投球することをまずはやめようと思った。
営業職をやめてみると、実際心の余裕ができて。
本も読めるし、何か新しいことを始めてみようと思うようになった。
やりたいことなど自分にはないと思っていたけど、
時間と余裕があると、いろいろ出てくるものです。
なぜ働いていると本が読めなくなるのか
自分の働き方を見つめなおすよいきっかけをいただきました。
みなさんもぜひ手に取ってみてください!

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