いつも、読書をする中で思ったことを記事にしていますが、ここでは主に引用で心に残った文章をまとめて綴っていきたいと思います。
2025年10月に読んだ本の中から、私が読書をしていて付箋を貼った箇所を抜粋してます。みなさんの読んでみたい、という気持ちを刺激すること間違いなし~!
「命を預ける武具のメンテナンスを、何の責任も負ってくれない他人に任せるなど正気ではない」
野宮有『殺し屋の営業術』講談社2025年17頁
まずは『殺し屋の営業術』よりトップセールスとして堅気の世界にいたころの鳥井さんの仕事術より引用です。
同世代の営業が部下に資料作成などの雑用を任せている、ということに対して正気の沙汰ではないと言い切っていますね。
私が入社したての頃に先輩から、営業は一人ではできないのだから事務スタッフや営業補佐の人に感謝しながらみんなで業務を進めてね、みたいに言われたことがある。
実際一人で営業はできないと思わなくもないが、トップセールスともなると違うらしい。
つまりは信じられるのは己だけ、他人の仕事は信じるなということ。
まあ分からなくもない。
私の代わりに責任を取ってくれる人はいないからね。
「買うものの性質にかかわらず、すべての顧客は商材に〈安心〉を求めている。」
野宮有『殺し屋の営業術』講談社2025年96頁
続いてもトップセールス鳥井さんの金言です。
営業として物を売る時に必要なこと、それは商材が何かではなくて、安心を提供できているかということ。
これはどの業界の営業にも言えることだと思ったので引用しました。
彼は優秀な営業なだけに本質をちゃんと理解してますね。さすがです。
「私、結局仕事に逃げてるんですよね。働いてれば最低限の義務は果たせるし、」
遠坂八重『死んだら永遠に休めます』朝日新聞出版2025年
毛色変わって『死んだら永遠に休めます』より青瀬さんのセリフです。
仕事が忙しくて忙しくて、ご飯のことも転職のことも生きるのも死ぬのもめんどくさい。だから仕事をする。
仕事に逃げているうちは他のめんどくさいけどやらなきゃいけないことを忘れていられるから。
でも、そのままじゃだめなのは分かっている。
でもどうすればいいか分からない、そんな時ってけっこう誰でも経験したことがあるだろうな~と思ったので引用しました。
仕事って恐ろしいね。
以上、3つ紹介させていただきました!
同じお仕事の話なのに全然系統が違いましたね。
今回ご紹介した本は記事にもしていますので、ぜひそちらもご覧ください。
では、また次の記事でお会いしましょう!
【天職が見つからない人へ】裏社会で得意×好きな仕事に出会ってしまったトップセールスの末路『殺し屋の営業術』野宮有著


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